眉月的雑感綴

日本シリーズ雑感

今年の日本シリーズは北海道日本ハムファイターズが第二戦からの4連勝で幕を閉じた。守備力の高いチーム同士の対戦らしく、一点を争う、非常に締まった内容の試合が続いた。

全体の印象として、このシリーズの第二戦以降、ドラゴンズにはすごく運がなかったように思う。とにかく、ここ一番というところでヒットが出なかった。荒木がほとんど出塁できなかったのが非常に痛い。福留、立浪、井上、谷繁あたりも、チャンスに一本が出なかった。

自分なりに、勝敗の分かれ目であったと思われるポイントを二つほど上げてみたい。

一つ目は、第三戦の一回裏、無死一塁の場面での、谷繁の犠打野選。始めから1点をもらって登板した朝倉の立ち上がり、いきなり訪れたピンチの傷口を広げてしまうことになり、ドラゴンズは、結局この回に失った3点を、最後まで取り返すことができなかった。

もう一つはファイターズが日本一にリーチをかけた状態の第五戦、1-1で迎えた六回裏、無死一塁の場面での、田中賢の二盗だ。一点が非常に大きな意味を持つこの場面、この盗塁は、戦況を無死一塁から無死二塁に変えたことで、ドラゴンズバッテリーの取りうる選択肢をあらかた奪い取ってしまう結果となった。

以降、小笠原の一塁ゴロで二塁走者が三塁に進み、セギノールが川上の投じたインコースのストレートをライトスタンドに叩き込むことになるのだが、無死二塁、一死三塁の状況がそれぞれ出来上がったことで、小笠原は外角一本で球を待てたはずだし、セギノールはインハイの速い球あたりに大ヤマを張れたはずだ。勝負の明暗を分けたこの盗塁、ドラゴンズが犠打による進塁にこだわらざるを得なかったのと、非常に対照的に感じられた。

実質、新庄の引退試合となるであろうこの日本シリーズ、最後のウイニングボールは、新庄が自らの後継者に指名した森本のグローブに納まった。野球の神様は、なんと粋な演出をするのだろう。

ファイターズファンの皆様、優勝おめでとうございます。
  1. 2006/10/27(金) 17:26:25|
  2. 眉月スポーツ
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