眉月的雑感綴

日本だからこそ

年明け分のバトルさんちの新作情報が今一動かないことでもありますし、前フリをしちゃったんで、もっぺん非エロの話。前回の記事に書いたことの他に、自分が箱根駅伝の中継を見て強く感じたことのお話です。

それは、「日本以外の国では、こういう競技は存在しえないだろうなぁ」ってこと。これは、昨年中に、ニュース関連の情報源をネットに大きく依存するようになり、自分が暮らす日本国の素晴らしさを強く認識したのが影響してるのかも知れません。。

要因の一つは、「出場チームが同じ大学の学生で構成されている」。本戦出場は20校ですが、出場の意思があってチームを編成できる員数を確保できる(トラックの認定記録で5000m16分30秒、10000m34分00秒のいずれかをクリアしている者のみ予選会に出場できる)、というところまで条件を広げると、シード校10校に加えて、予選会に48校(第91回大会/2014年10月18日実施)が臨んでいます。

言うまでもなく、大学は「最高学府」。「文武両道」とはちょっと意味合いが違うかもしれませんが、その最高学府の中で、学業とは別ベクトルの活動がさかんに行われ、その派生形として、一つの陸上レースに「参加できる」大学がこれだけ揃う。こんなことは、日本以外ではありえないんじゃないでしょうか。

プラス、沿道まで足を運んで実際にレースを見に来る「観客」の多さ。1日分(片道)の距離は、わかりやすくぶった切って100kmで、メートルに直すと10万メートル。で、1m当たり一人の「観客」が居れば、10万人の「観客」が存在することになるわけですが、箱根の山道でさえ沿道にそこそこの人垣ができてますから、どう少なく見積もってもこの2倍、3倍ぐらいにはなりそうです。つまり、20万とか30万とかの人たち(多分実際はもっと多い)が、このレースをナマで観戦に来る。そして、その観客が、ほぼ全コースに渡って途切れない。こんなのは日本だけでしょう。

この「観客の多さ」の背景には、「お正月三が日は基本的に仕事も店も休む」(店舗に関しては、平成の時代になってから、お正月に店を開けるチェーン店が増えましたが)という、日本古来の風習があるんだと思う。とりあえず家でまったりしてるんだけど、近くに駅伝コースがある。「じゃぁ見に行ってみようか」ってことで、人が集まるわけですね。

警備体制とかレースのコントロールみたいな側面。地域にとって主要となる道路の一車線なり二車線なりを、レースの進行に合わせて完全にストップして競技レーンを確保し、コース中に山ほどある信号を、選手の通過に合わせて全部「GO状態」にしなきゃいけない、なんてこともあり、実際にやろうとするとすごく難しい。まして、往路で言う1区・2区、品川から戸塚にかけては、国道15号(第一京浜)→ 国道1号線という、流通の大動脈を使って行われるわけで(そういう道路が存在すること自体が日本ならでは)これも、「お正月三が日」という特別な期間があって、初めて可能になるのかな、なんて。

そう考えると、箱根駅伝って、ある意味「日本近代文化の凝縮図」の一つだと言えるような気がする。つか、しっかりパッケージングして、積極的に発信することで、日本の素晴らしさ、物凄さを、海外にアピールすることだってできるんじゃないでしょうか。「クールジャパン」は、着物や寺社仏閣、高度に洗練された食文化、アニメや漫画だけじゃない。ここを目指して切磋琢磨してきた大学生が、2日間217kmを10人でリレーし、それを何十万人という人が沿道で観戦する。これほどのスポーツイベントを開催できるということも、充分に、日本の素晴らしさ、日本の物凄さを物語る一面なんじゃないかと思います。
  1. 2015/01/09(金) 20:33:58|
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